2012年1月11日水曜日

ヴィンテージのギターアンプってどう?

誰もが憧れる往年の音色、ヴィンテージのアンプ...
ジャズで使われる物はPolytoneやFenderなど様々ですが、あまりオススメできません。
なぜなら...

1.電子部品の劣化とメンテナンスが大変
市場に出回っているアンプの中でも、メンテナンスが行き届いている物は殆どありません。
真空管アンプは真空管さえ変えれば大丈夫といった説明がよく見受けられますが、内部が高音になる分、部品の劣化がとても早く、定期的なメンテナンスが必要です。
自分で手を入れるにも高圧だから危険ですよね。
Polytoneなどはトランジスタですが、部品点数が多いトランジスタアンプはその分部品の劣化の影響が大きく出ます。
デリケートな回路なので、長期間バランスが保たれるのは難しいでしょう...

2.ライブ、セッションに持って行けない
車でライブ、セッション場所まで持って行けば別ですが、そうなると終了後のビールを飲めません...笑
殆どの場合、会場に備え付けのギターアンプがあるので、それを使いましょう。
RoladnのJC-120やPolytoneが一般的ですね。
指のタッチやエフェクター、プリアンプなどを使って、これらのアンプに合わせた音作りをするのが賢い選択でしょう。

こんな理由から、ヴィンテージアンプはあまり...おすすめ出来ないんです。
家に大きいアンプが鎮座すうるのも考えものですしね!

新製品でチューブアンプなら、なかなか良い選択肢が幾つかあるので挙げておきましょう!