ジャムセッションに行くとよく居ますよね。
音楽理論なんて要らないのよ!魂があれば!
こんな人。
確かに音楽理論だけで音楽を奏でる事は出来ません。
かりに試みたとしても、あまり面白い演奏にはならないでしょう。
しかし、音楽理論は、音楽と向き合う為の優れた道具で有る事は、絶対に譲れません。
ジャズを始めると、先輩プレーヤーは口々にこう言います。
「とにかくコピーをしなさい」
それでは、コピーをした後にどうするのでしょう?
その人の気に入ったフレーズを真似たいですよね。
じゃ、真似るだけですか?
その人のアイデアに何か組み合わせたり、別の場面で応用してみたく、ないですか?
こんな時に音楽理論が役立つわけです。
音楽理論を目的にしては、良い演奏なんて出来ません。
しかし、音楽を読み解く言葉として、身につけていて損する事なんて無いんです。
音楽理論、勉強しましょう!