良いアンプでギターを練習する事はギタリストにとって勿論大切です。しかし、夜間は大音量を出せなかったり、良いアンプを買う程のコストが無かったり、家に置き場所が無かったり...様々な理由でアンプ購入が叶わない人は多く居ます。そんな人にお勧めなのが、良質なヘッドフォンと、ミキサーによる練習です。各社からマルチエフェクターや、ヘッドフォン練習用のツールが出ていますが、エフェクトを殆ど使わ無いジャズギターの場合、それらでは少し機能が多すぎます。
クリーンを綺麗に、きちんとしたピッキングニュアンスを聞き取りたいのなら、ミキサーに直接入力してしまう方法が良いでしょう。
アンプを使わずヘッドフォンで練習する為に必要な物...
ヘッドフォン
いわずもがな。スピーカーから音が出せない環境ですからね。長時間演奏する事も考えると、イヤフォンは割けた方が良いでしょう。もちろんどんなヘッドフォンでもかまいませんが、耐久性も高く、楽器の音の再現性に優れているモニター用の物がよいでしょう。DJ用の物とは違いますので、注意してください。
AKG K241
海外のスタジオで使われているヘッドフォンです。コストパフォーマスンが高く、耐久性が高いだけでなく、修理用のアフターパーツも充実しています。
後述のSONYに比べると、中域が強く出る傾向にありますが、決してローファイな音ではありません。
SONY 900ST
多くの国内スタジオで使われているヘッドフォンです。コストパフォーマスンが高く、耐久性が高いだけでなく、修理用のアフターパーツも充実しています。
SONY 7506
先程ご紹介した900STの海外版です。こちらの方が比較的ナチュラルで、フラットな傾向が有ります。
DI
ギターの出力をミキサーに入力するために必要です。BOSSやベリンガーなど安価なもので大丈夫でしょう。
ミキサー
各社から様々な物が出ていますが、"ハイ・インピーダンス" (Mackieで言うHi-Z)に対応しているものであれば、前述のDIは必要ありません。
